こんにちは。
皆さんはいまの職場環境に心から満足していますでしょうか。
- 頑張っているのに給料が上がらない
- 残業ばかりで辛い
- 上司や同僚とソリが合わない
- 担当業務にワクワクしない
こんなことを思っていませんか。わかります。私はいま20代ですが、20代での仕事は、将来のキャリア形成に大きく影響を与えると良く言われています。
それ故に、「このままで本当に良いのか」「転職をするべきなのか?」といった漠然とした不安を抱えています。
幸いにも私の周りには、留学先で出会った様々なキャリアパスを描く尊敬できる先輩が多くいます。「民間企業→国際連合職員として世界を股にかけて働く方」「国内→外資へ転職によりキャリアアップし、大規模システムを導入をしている方」などなどです。
そんな方々に相談したところ、「転職」に対して様々な視点からアドバイスをいただきました。まさに目から鱗でした。
本日はそんな私が、相談内容をもとに「転職で得られるメリット」について共有していきます。「転職をしようか迷っている方」「現在20代で、キャリアに対して漠然と不安がある方」の参考になれば幸いです。
【20代】転職で得られるメリットとは?不安を払拭できる考え方
まずは結論です。私は20代での転職にはメリットがあり、挑戦するべきだと考えています。
その理由を、実際に私が尊敬できる先輩方から聞いた話を元に解説していきます。
新しいマインド・スキルを取得できる
成功者の先輩方が言っていた転職の1番のメリットはこちらです。
いまあなたは会社の定めるルールに従って働いていますか?もちろんそうですよね。しかしそのルールは「あくまであなたの所属する会社のルール」であり、一歩外に出れば、「また違ったルール」が存在するのです。
なにが言いたいかというと、私たちが自分のスキルや仕事に対する考え方について考えるとき、所属している会社の範囲内でしか思考を巡らすことができないということです。
スキルアップを目指すのであれば、自分のスキルやマインドを考える際に、狭い範囲(1つの会社)の中で思考するのではなく、日本全体そしてグローバル規模で考えることがとても重要になってきます。
例えばGoogle社では、「労働時間」を問われません。出社・退社時刻も決まっていないし、1日○時間働かなくてはいけない。といったルールがありません。理由としては、例えば、営業職や企画職、管理職もそうですが、仕事が定型化してない以上、大切なのは「質の高いアウトプットを出すこと」だからです。
そもそも「労働時間で管理する」とは工場やレストランで働く人など、アウトプットが定型化している仕事に就く人のマネジメントをする際に使われる考え方なのです。
いかがでしょうか?仕事に対する新しい考え方を知れたのではないでしょうか。このように、転職を行い、今の自分の常識から一度離れてみることで、新しい常識を知ることができるのです。新しい常識を知らないまま仕事をするのと、知った上で仕事するのでは、パフォーマンスに大きな差が生まれることは明確です。
転職を機に新しい環境に身を置き、新しいマインド・スキルを発見することは大きなメリットです。適応能力の高い20代のうちにこれを経験することはさらに大きなメリットを生むと考えています。
新しい業界にチャレンジできるかも
現在働いている会社で実際に業務をしていく中で、自分に合っていること、反対にあまり合わないことが見えてきていませんか?
例えば私は、「ガチガチのルールに縛られて、フロー通りに行う」ことよりも、「自分で考えてまずは行動に起こしてみる。そこで失敗しても改善して再度挑戦する」といった後者の働き方の方が自身に合っていると感じます。
これは就職活動時に行った自己分析よりも、よりあなたの本質に近いものだと考えます。業種や業界についても同じことが言えると思います。「プログラムマーとしてコードと向き合ってきたけど、本当は人と頻繁にコミュニケーションをとる業種の方が向いているのかも」そういった何となくの感覚を大事にし、転職を通して新しいことにチャレンジすることは大いにありだと考えます。
今までとは違った分野であなたの才能が開花するかもしれません。
新たな人間関係をつくれる
転職をすることで、新しい人と出会えることもメリットだと考えます。価値観の合う同僚や、素晴らしい上司に出会うことで、人生が変わったという人もいます。
実際に私の先輩も、転職をして新しい環境で新しい人と出会うことで、新たな発見があったと言います。
前の職場ではプライベートを削ってまで仕事に時間を割く人が多かったのに対し、新しい職場ではプライベートの時間確保が最優先事項。
その時間を確保するために効率的に働ける仕組みを作るなど、新しい価値観の発見があったそうです。
新しい人から新しい発見ができることは、転職による1つのメリットであると考えます。
転職を行う上での懸念点は?
基本的に私は、転職による大きなデメリットはないと考えています。ただ一つ注意した方が良いと考えることは、「転職を行うタイミング」です。
仕事は人生の中でも大きな割合を占めています。結婚や新居の購入・出産など、起こるライフイベントとしっかり調整し決断することが大事です。
極端に言えば、「新しいことに挑戦したいから明日会社を辞めてくる」では困りますよね。明日からどうやってメシを食っていこうとなってしまいます。計画的な転職が人生にも、転職の成功率にも大きな影響を与えると思います。
転職する人の割合は?
では、実際に転職はどのくらいの割合の人が行うのでしょうか?気になるところですよね。世の中の動向を掴んでおくとこで、ボヤッとした不安も少しは軽減されるのではないでしょうか。
株式会社マイナビが行った2021年の転職動向調査では、2020年に転職した20代~50代男女の転職率は前年比2.1pt減の4.9%となっています。
2020年はコロナの影響により転職率は下がっていますが、転職率は基本的には年々増加傾向にあることがこの表から見て取れます。
では、次は20代の転職率について20代前半・後半のそれぞれでみていきましょう。気になるとことですよね。
この表から見てわかる通り、20代の約3割が転職を経験しているのですね。個人的には想像してたより多い方が転職を経験していました。
転職の理由はどんなのがあるの?
20代で転職する方には様々な諸事業があると思いますが、どんな理由が多いのでしょうか。一緒にみていきましょう。
給与が低い
グローバル化の影響を受け、能力ベースでの評価を元にお給料を出している企業もありますが、やはりまだまだほとんどの日系企業は年功序列となっています。そのため、まだ20代では給料は少ないため、自分の労力と見合っていないと感じ、実力ベースの外資系企業へ転職を決意する方も多いようです。
休日が少ない
就職する際の募集要項に、「完全休日2日制(土日祝日)」と記載してあるのにも関わらず、休日出勤をやむなくされる企業は実は多いです。休日が満足にとれず、心身共に疲弊して転職を考える人が多いと考えられます。それに加えて残業まで多くあると、「私の人生は仕事ばかり。。」となってしまいますよね。
仕事内容の不満
こちらに関しては、自分のキャリアパスについて真剣に向き合っているある程度、仕事に対する意識が高い方に多い理由なのではないでしょうか。例えば、大学ではプログラミングを専攻したので、「企業に入ったらプログラマーとしてスキルを身につけ、自分の市場価値を上げていきたい」しかし、いざ入社してみると「雑用や事務仕事ばかりでスキルを発揮・取得する場面がない。」こんなケースもあると思います。
転職に対する世間のイメージは?
みなさんは「転職」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。「転職は前の会社が嫌でするもの」など、ネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
世間の「転職へのイメージ」つまり転職に対してどのようなイメージを持っているかは気になるところですよね。調査結果をみていきましょう。
赤枠で囲ってある通り、「転職は前向きな行動である」「転職は必要である」に対して賛同する意見がどちらも半数を超えています。意外な結果ですね。つまり、転職に対してのポジティブなイメージが定着してきていると考えられます。
まとめ
いかがでしかでしょうか。転職は大きな不安があると思います。しかし、その分、実りも多いと思います。ぜひ1つ参考として頂ければと思います。
残業が多くて転職を視野に入れている方は以下の記事を参考にしてみてください。転職に対する考え方が変わり、気持ちが楽になります。
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