【超重要】英語ができないと昇進できない3つの理由

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ここ数十年のうちに「グローバル化」という言葉をよく耳にするようになりました。しかし、「グローバル化」と聞いても、具体的なイメージは湧かず、どこか他人事のように考えてきた人は少なくないはずです。

ビジネスに目を向けてみても、グローバル化に伴い英語スキルが求められていることを肌で感じるでしょう。しかし、「英語は昔から不得意だ」「そのうち勉強しよう」と、頭の隅っこに追いやっていないでしょうか?世の中はあなたが思うよりも凄まじいスピードでグローバル化しており、今後さらに英語スキルが昇進やキャリア形成に大きく影響を与える時代になってきます。

その根拠として、国際ビジネスコミュニケーション協会が2019年に調査した結果では、「今後のビジネスパーソンにとって重要なスキル」の第一位は「英語」となっています。

https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p128.html

また、別の調査では、英語習熟度が年収に大きく影響を与えていることもわかっています。

株式会社キャリアインデックスは2016年、1,000人の働く男女を対象に語学力を年収についての調査を発表しました。その結果、年収700万円以上の人の48.7%が英語での日常会話や読み書きができるレベルであることが判明しています。さらに年収が500万円から700万円未満の人においては34%500万円未満の人は22.4%となっていました。

https://www.rarejob.com/englishlab/column/20161015/

上記の記事から読み取れるように英語スキルが高い人ほど、年収も比例して高くなるという相関性が見られたのです。

ここまでの説明でお分かりいただけたと思いますが、英語力を身につけることは、あなたのビジネスパーソンとしての市場価値を高め、昇進やキャリアアップへの扉を開く鍵になるのです。反対に、英語力を度外視し、他人事のように捉えていると、昇進は愚か、生き残っていくことが難しい時代になっていくことでしょう。

ではなぜ、グローバル化が進み、昇進やキャリアアップのために英語が重視されているのでしょうか?

その疑問を解決すべく、この記事では、英語力が必要とされている背景、そして英語力が年収やキャリア形成に及ぼす影響について解説していきます。このグルーバル化が激しさを増す時代の中で、将来の自分のために今なにをすべきかを考えるきっかけになっていただければ幸いです。

【超重要】英語ができないと昇進できない3つの理由

英語を話せることでビジネスチャンスは広がる?

英語が話せることで、ビジネスにどう好影響を与えるのでしょうか。一昔前までは、「日本にいれば英語ができなくても仕事はできる」「英語と昇進は関係ない」と言われていましたが、最近、とても興味深い調査結果が発表されました。

転職エージェントなどを運営するエンワールド・ジャパン株式会社が2020年に調査した結果によると、英語力と年収には相関関係が見られると言うことが明らかになりました。

流暢に英語が話せる「英語上級者」のうち、年収1000万円以上の割合はなんと60%以上に。対して、挨拶程度の英語が話せる「英語レベル初心者」ではその割合は約10%にとどまるという結果になりました。

この結果より、英語スキルが高いほど業務の幅を広げ昇進・昇格のチャンスを手にし、最終的には年収アップにも繋がっていくことが推測できます。つまり、英語スキルの有無はビジネスチャンスにダイレクトに影響してくるのです。

英語ができないと昇格できない3つの理由

昇進基準に英語力(TOEIC)を設ける企業が増えている

国際ビジネスコミュニケーション協会によると、約3〜4割の企業が係長・主任、課長などへの昇進・昇格にTOEIC LR試験の点数を要件・参考にしています。下の表からもわかる通り、TOEIC600点を持っているかどうかは昇格への大きな参考材料となるのです。

https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p128.html

TOEIC600点程度でしたら、英語学習を継続し、しっかりと対策をとることで実現難しいスコアではないと思います。しかし、「もともと英語は苦手分野」「仕事が忙しくて勉強時間が確保できない」という方にとっては少々ハードルが上がるかもしれません。そんな方はぜひ、以下の記事を参考にし、スコア獲得を目指してみて下さい。


外資系企業が日本国内での影響力を強めている

こちらについては、普段意識しないともしかしたら気がつかない方も多いかもしれません。しかし私たちの生活は確実に、海外からのサービス、製品によって成り立っています。

ネット通販ならAmazon、SNSならInstagramやTwitter、娯楽ならNetflix、ビジネスにおける会議ツールならTeamsやSkypeなど、あらゆるサービス、製品が海外からきたものです。

私たちの生活の至ることろで「海外」を感じていると言うことは、ビジネスにおけるマーケットでも同じことが言えます。そんなマーケットで戦っていくためには、「英語力」とは言わばなくてはならない、必須ツールなのです。


英語でしかアクセスできない情報が溢れている

今の世の中では、大多数の人がインターネットにアクセスできるようになり、「わからなかったらググれ(Googleで調べろ)」といった言葉があるくらい、インターネットから情報を得ることが一般的な時代になってきました。

では皆さんに質問です。インターネット上に存在する、日本語で書かれた情報は全体の何%を占めているでしょうか。

答えはたった5.0%です。もし私たちが日本語だけしか読めない場合、この5.0%の情報だけにしかアクセスできないのです。一方で英語で書かれた情報は54.4%もの割合を占めています。

情報量がものをいうビジネス視点で見てみると、日本語だけしかできない場合、あまりに不利な状況だと認識できるのではないでしょうか。反対に英語スキルが高く、英語で書かれた情報にアクセスできる人材はそれだけでかなりのアドバンテージになるのです。

最後に

グローバル化の波、そして外資系企業の日本進出、影響力の増大は今後ますます加速していきます。そんなグローバル市場で競争力を高め、勝ち残っていくためには、英語力の向上が必要不可欠なのです。

ビジネススキルは同等でも、英語が堪能なAさん、日本語しか使えないBさん、どちらの方に昇格の扉が開かれるかは言うまでもありません。英語力がなければ市場価値を高めることができず、昇進やビジネスチャンスを逃すことになるでしょう。

もちろん、英語ができるだけで昇進できるというわけではありません。しかし、間違いなく言えることは、英語ができなければ昇進やキャリアアップはできないということです。

この記事を読むだけでは、現状は何も変わりません。変化を起こすにはほんの小さな一歩でも良いので、踏み出すことが重要です。行動に移すことが重要です。将来に備え、今からみなさんが動き出すきっかけになる、そんな記事になっていたら幸いです。

英語力を高めたい社会人のみなさんは「【TOEICスコアアップ】忙しい社会人の勉強法 |最短でスコアアップを狙うコツ」の記事を参考にしてみてください。

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